今回、海外にてシンガポール発のタクシー配車アプリGrab(グラブ)を使用する際に登録方法や使い方、クレジットカード情報が登録できない謎のエラーが繰り返し起こり、原因が分かったので、これは恐らく同じことで悩んでいるんじゃないかと感じたので自身の備忘録も含めてまとめました。
特に私が訪れたマレーシアではUberが撤退したのもあり(2018年時点)マレーシアでタクシーを呼ぶなら「Grab一択」です。
そんなGrabについて今回紹介します。
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マレーシアで必須のタクシーアプリGrab(グラブ)とは
今、アジアで最も勢いのあるアプリと言えば配車アプリです。
日本では配車アプリがあまり広まっていませんが、アジア、特に東南アジアではものすごい勢いで広まっています。
日本で流行っていない理由や逆に海外で流行っている理由は国の事情がもろに影響しているのですが、海外ではタクシーがすぐに見つかる。というものではなく、そもそも台数が少ない事に加え、値段をふっかけられるなど交渉が必要だったりなにかと不便さを感じる状況でした。
そこで生まれたのがシンガポール発の配車アプリGrabです。
アジアではUberかGrabかと言われるくらいに有名なアプリとして成長しており、マレーシアではUberが撤退し使用できなくなりました。
シンガポールに行った知り合いは現地でタクシーの呼び方が分からず現地の人に尋ねたらスマホを取り上げられ、Grabアプリをインストールされてこれで呼べ!と言われたくらいにメジャーなアプリとして成長し、日本でいうとLINEの様に大多数ががインストールしているアプリになっていました。
2014年にはソフトバンクが運営会社に約300億円を出資し筆頭株主になったことでも話題になりましたね。マレーシアでタクシーの選択肢にGrabが最適な理由
マレーシアでのタクシー手段としてGrabが最適な理由として国が認めている点です!
配車サービスは日本で言う「白タク」扱いであり、これが日本で普及されない理由にも繋がりますが、マレーシアは2017年、世界で初めて合法化(マレーシアの法律で認めた)しており、運転手も登録制となりました。
実際にGrabを呼んで分かることですが、車のフロントガラスに認可されているシールのようなもの!?が貼られています。
国が後押ししているのが何よりも最適な理由です。
また、私達マレーシアから見ると外国人と分かるとタクシーは大概料金をふっかけられますし、英語や現地の言葉で交渉が必要になってきます。
そして、結局落ち着く値段も高い。
実際にマレーシアで試しにやってみた所、Grabでは2リンギットで行ける距離(約600m)
※歩いていけよ。というツッコミはご遠慮ください。
で交渉をしてみたらどこも25リンギットからスタート。
15リンギットなら話にもならず、結局20リンギットで無理だと言われ帰ろうとしたらそれで良いよと呼び止められて交渉成立。
しかし、冷静に考えるとGrabなら事前に金額も分かって支払いもカードや現金を選べて安心。目的地も事前に配車時に伝えているので間違いなく目的地にたどり着くのに対して、
青や赤のマレーシアタクシーでは
・交渉する体力が必要
・目的地も英語や地図で伝える必要がある
・結局Grabに比べて5倍〜10倍高い
・到着時にメーターと違った料金を請求してくる場合がある
・etc
と全くGrab以外のタクシーを使用するメリットが見つかりません。
この事からマレーシアでタクシーの選択肢にGrabが最適な理由がよく分かって頂けたと思います。
Grabの登録方法
iPhoneの方はAppStoreから
Andoroidの方はGoogleplayから
「Grab」と検索すると
Grab - Ride hailing App が出てきます。
こちらをインストールします。
インストールしたら実際に使ってみましょう。
Grabの使い方
使い方はとっても簡単です。
①目的地を入力します。
※この際、日本語だと正確に目的地が出ないのでGoogleMapで目的地を出して、それをコピーしてGrabに貼り付けていました。
Grabで目的地を入力すると候補が出てきますので、自分の候補を選択します。
英語だとスムーズに出てくる場合が多いです。
ホテルや観光地(モスクなど)など具体的に入力する必要があります。
②料金とタクシーが到着するまでの時間を確認して問題なかったら「BOOK」を押す。
目的地までの料金とタクシーが私達の場所まで到着する時間が表示されます。
問題なかったらBOOKボタンを押します。
市内だとだいたい5分以内にタクシーが来ます。
そして、料金も安いです。
タクシーの方から候補が出てきます。
私達は10回ほど利用しましたがほとんど☆は5つの人で1人だけ☆4つの人にあたりました。
他の方が言ってもいましたが☆3つだとよっぽど問題があると思いますのでその際はキャンセルしましょう。
③不安ならメッセージで自分たちの場所を伝える。
もし、自分たちの場所を正確に伝えたい場合はメッセージでのやり取りも可能です。
右下にあるアイコンを押すと運転手とメッセージをやり取りすることも出来ます。
私達は1回目使用する際、ホテルの周りをタクシーがウロウロしているのが分かったのでホテルの前で待っていることを伝えたら到着しました。
※タクシーが今どこにいるかリアルタイムで分かるのもGrabの良いところです。
マレーシアは熱いので到着まで館内にいて、近くまで来たら出る。ということをしていました。
④到着するまで待ちます。
到着したらGrabが到着したことを伝えてくれます。
せっかちなドライバーは電話がかかってきます。
また、自分たちが車を探せない場合は電話でのやり取りが可能です。
私のカタコトの英語でなんとかやり取りできましたよ(笑)
そして、ここが一番重要だと思いますが、車のナンバープレートが表示されますのでその車を見つけて乗ることです。
市内で混雑しているところでは特にややこしいかも。
到着する車の色や車の車種の情報も事前に分かるので見つけやすいですけどね。
ちなみにマレーシアの車もしくはTOYOTAが多かったです。
他にもNISSANを見ることも多く日本が頑張っていると感じました。
私達はキャリーバッグがあったのでトランクルームに入れていざ乗車。
⑤乗り込んだら到着地の確認。
大抵のドライバーは初め目的地が自分たちの指定した場所で間違いないか聞いてきますので問題ないことを伝えます。
英語で聞いてきますので(何言ってるか分からないが目的地の単語だけは聞き取れた)YESと一言伝えましょう。
不安な人はスマホで目的地を示すか写真を見せたら相手も「OK!」と言ってくれますよ(笑)
晴れて車が目的地に向かうと乗車中を示す表示に変わります。
⑥目的地に到着したら支払い。
支払い方法はGrabを呼ぶ際に指定しておく必要があります。
現金の場合はドライバーがGrabアプリで料金を示してくるのでその料金を払います。
※現金でもカードでも料金は同じです。
私はそのやり取りが面倒くさかったのでクレジットカードを登録してカードからの引き落としにしました。
カードは数種類登録可能です。
私は初めGrabが不安だったのでデビットカードをこのためにわざわざ作ってデビットカードで引き落としをしていました。
カード情報が抜き取られる心配が無いと判断してからは通常のクレジットカードにて支払いに切り替えましたよ。
⑦支払いの確認をする。
カードの場合はきちんを決済が出来たか確認しておきます。
VISAやMasterCardなどのカード種類とカード番号の下4桁、そして料金が表示されます。
問題なかったらOKボタンを押しましょう。
問題があることなんて乗っていてありませんでしたが(笑)
⑧ドライバーを評価しよう。
ドライバーさんの評価をして終了です。
とっても良いドライバーさんだったのでもちろん☆5をつけました。
Grabが登録できない理由
私もそうとう迷ったんですが、Grabが登録できない理由がいくつか存在します。
登録できない大きな理由は2点。
・1つ目は海外で携帯会社(NTT,au,Softbankなど)から確認のために送信されてくるショートメッセージが受信できない場合。
こちらに関しては海外でモバイルデータ通信をオフにしている場合や格安スマホの場合で海外では使用できない設定にしているパターンです。
・2つ目がGrabが使用できるエリア外で登録しようとしている場合。
私はこちらが理由でドハマりしていました。
事前に日本で登録しようとしていてショートメッセージは受信してGrab会員登録まではスムーズに終わらせることが出来たのですが、クレジットカードの登録がどうやってもサーバーエラーになり登録できない!
カードが使えないのかと思い色んなカードで試してみましたが無理。
けど、マレーシアに到着するとあっさり登録できました。
後々、要因を調べた結果Grab使用できないエリアでは登録できない。
というなんとも間抜けな理由でハマっていました。
クレジットカードでの支払いを検討している方は現地に到着してからクレカ情報の登録を行いましょう!
それでは良い旅を♪