スポーツ界に震撼をもたらしている日本大学アメリカンフットボール部が起こした悪質なタックル事件。被害者であり負傷してしまった関西学院大学の選手が全治3週間であることは先日分かりましたが、具体的な負傷箇所として「腰の靭帯」を損傷していることが分かりました。
ユニフォームなど防具を来て合計100Kg近い体重になっている選手が加速して当たってくるなんてバイクに引かれるのと同じですよ!
しかも被害者の選手は真後ろ方のタックルを受けているので全くの無防備!
これで全治3週間で済んだのが奇跡的で、下手したら一生の後遺症になる危険性も十分にあったはずです。
私もスポーツをしていたから分かるんですが、一度怪我をしたら癖になる可能性もあるんですよね。
いくら日常生活に問題がないと言っても怪我をする前のパフォーマンスにすぐに戻れるかと言ったらそこから筋肉量を戻したり、リハビリを行ったりと期間も必要になってきます。
本当にありえないことです。
そして、この加害者である日大アメフト部のM選手は退団することになるそうです。
加害者なので同情の余地はありませんが、このM選手はU-19日本代表にも選ばれているくらいに将来が期待されていた選手。それだけに一度のプレーで選手2人の将来を奪ってしまったプレー。
何よりもそれを指示した日大アメフト監督の内田正人氏が本当に許せません!
そんな内田正人監督が今後、事件の進展として逮捕や傷害罪など刑事事件になる可能性を調査しました!
刑事事件の場合の罪状は?
日大アメフト部内田正人監督逮捕の可能性
この悪質タックル事件後、内田正人監督は雲隠れをしてマスコミや被害者である選手や関学へ姿を表していません。
もう、この姿勢が個人的に許せないしとっとと監督はおろか、指導者引退してくれ!って怒りがこみ上げます。
今回、内田正人が逮捕されるには大前提として被害者側が被害届を出すことが必要です。
すでに被害者である関学の選手及び大学側は被害届を出す方向で動いているとの事で、被害届を出した後にどういう流れになるのかを整理しましょう。
被害届が受理された場合ですが、加害選手は未成年ですので、警察での取り調べなどを受けた後に家庭裁判所に送致され、審判を受けることになります。
この被害届が受理されたら恐らく傷害罪や暴行罪が成立する可能性が高いです。ただ、ここで重要なのが、この被害届が受理され傷害罪等が成立したとしても直接加害を加えた日大の選手が逮捕されるのであって、日大監督である内田正人氏を逮捕するには至りません。
そして、日大選手は既に退部を決めており謝罪もしていること。19歳という未成年であること。
何より内田正人監督の指示のもとによる行為のため、被害者及び関学側が少し躊躇している、被害届を取り下げる可能性になる要因にもなっています。
では、最も重要である内田正人監督を逮捕するには何罪が適用される必要があるのか?
という点ですが、ポイントは内田正人監督の指示のもとによる行為だったという証拠が必要になってきます。
ここでいう証拠とは音声がある。または証言者が必要になってきます。
そうすることで監督も傷害罪や暴行罪の共謀共同正犯としての責任を負わなければならないことになるとのことです。(法律家の先生の意見)
まず、1つ目の証拠として音声は出てこないと思うので残るは第3者からの証言です。
そうなると身内でありしかも絶対権力者である”内田正人監督”に対してマイナスになる証言が出てくるとは正直思えません。
今回も加害選手に「試合に出たかったらQB(被害選手)を潰せ」という指示があったりと内田正人監督の言うことに歯向かえば選手としての道は絶たれたも同然です。
一歩ひいても所属している日大に対してマイナスの発言をすることで残りの学園生活等の影響を考えると正直、この証拠を引き出すことは限りなく無理に近いと言わざるを得ないでしょう。
変わるとしたら、今回の事件でアメフト部が廃部になることや内田監督の解任。
そして、スポーツ庁による介入により何かしらの制裁が入ることにより真実が明らかになることです。
ここは政府や警察の力を信じたいですね。
本当に許しがたい今回の事件。
まずは内田監督にキチンと出てきて謝罪と真実を述べていただきたいものです。