日本が世界に誇れる大企業の一つである「日産自動車」の会長であるカルロス・ゴーン氏が有価証券虚偽記載容疑で逮捕されることが判明しました!

いくら矢沢永吉さんが「やっちゃえニッサン!」
と言っていてもこれはやっちゃったらアカンやつをやっちゃいましたね(笑)

日産自動車だけでなく、自動車業界にとって大打撃となりました。
何故ならカルロス・ゴーン氏は日産自動車の会長だけでなく三菱自動車の会長も兼任しております。

大企業にありがちな良くも悪くも官僚型の経営ではなく、トップダウン型で次々と改革を打ち立て日産自動車をV字回復させた手腕は見事でしたが、こういった思い切りの良い経営が今後出来なくなってくると、どう株価に反映されてくるのか不安になりますね。

また、有価証券虚偽記載という事は当然株主からの訴訟もあり得るのでその可能性も気になったので調査しました。

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11月20日の日産自動車【7201】の株価は下落?

日産自動車の11月19日時点株価

※画像はYAHOO!ファイナンスのキャプチャ。

株価は下落するのか。一つの指標として同じくカルロス・ゴーン氏がCEO(最高経営責任者)を務めるフランスのルノーの株価を調べてみました。

19日の欧州株式市場では、今回の報道を受けて先週末の終値に比べて一時最大15%下落しております。

更には11月20日に入りニューヨーク株価では一時8%超下落

とまさに日産株価は大暴落となっております。!

市場では当然悪い影響だという判断から下落しておりますね。

日本の株も下落は避けられないでしょう。

10%以上の下落も十分に可能性があります。

デイトレーダーさん、出番ですよ。

また、これに関連して三菱自動車や自動車関連全般が引っ張られるように下がる可能性が高いです。

現実に株価が暴落したら予想されるのが株主代表訴訟の可能性です。

それが次となります。

日産自動車株主代表訴訟の可能性は

虚偽記載により、逮捕されることになると当然株価に影響があります。

そうなると当時の役員等に対する請求をすることが可能となります。

有価証券報告書の重要な事項に虚偽記載等がある場合、株主(又は元株主)は、当該有価証券報告書を提出した当時の役員等(取締役,会計参与,監査役若しくは執行役又はこれらに準ずる者) に対して、株主損害賠償請求をすることができます。

次の要件を充たす場合,有価証券報告書を提出した当時の役員等に損害賠償責任が成立します。

(あ)有価証券報告書の重要事項に虚偽記載が存在し、又は記載すべき重要事項若しくは誤解を生じさせないために必要な重要な事実の記載が存在しないこと(虚偽記載等)
(い)虚偽記載等のある有価証券報告書が公衆縦覧されている間に流通市場で当該有価証券を取得したこと
(う)虚偽記載等によって損害が発生したこと
(え)当該有価証券取得者が取得の申込みの際虚偽記載等を知らなかったこと

上記の内容を見てもカルロス・ゴーン会長及びグレッグ・ケリー代表取締役の行ったことは立派な犯罪であり、損害賠償責任が成立することとなります。

株価が上がるとは予想できないので、当然損害も出ることが予想されます。
そうなると日産自動車株主代表訴訟の可能性は大ですね。

しかも、今回発覚したのは内部告発によるものとのことですので、きっちりと証拠が出てくるでしょう。

当時から日本を下に見下した発言も多く反感も買っていたので自業自得というか...

社内から相当嫌われていたんだろうなぁと予想されます。

お金に目がくらみすぎて一番ダメなパターンをやってしまいましたね。

日本人社長が就任しているので、新しい日産。
昔言われていた技術のニッサンを取り戻してほしいですね♪

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