Jリーガーをはじめ多くの現役中は多くの注目を集める選手たちですが、引退後どんなセカンドキャリアを歩んでいるか調査しました。

平均引退年齢

ちょっと衝撃的かもしれませんが国内Jリーグの平均引退年齢は...

25~26歳。

なんと平均の在籍年数は...

2年~3年。

と言われています。

社会人で例えるなら大卒で入社し、3年。
やっと仕事を覚えて一人前になってきた時期ですね。(石の上にも三年と言われるので)

小学生のなりたい職業ランキングで1位はスポーツ選手。
その内訳はサッカー選手が58.8%でダントツ。

華やかに見える世界でもプロ契約を結べるのはほんの一握り。
子供はこの事実を知ったらランキングが変わってしまうかもしれません。

親ならこの事実を把握した上で子供の将来のことを考える必要がありますね。
なぜならプロになるような選手は学生時代サッカー漬けの日々で勉強してこなかった。
という選手が大半なのが事実だからです。

ちょっと脱線してしまいましたね...

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代表的なセカンドキャリア

では実際に引退後のセカンドキャリアはどういった道があるのでしょうか?
考えつくのはサッカーに引き続き関わる道です。

  • 監督
  • コーチ
  • スタッフ
  • 審判
  • 子供指導者スクール

などがそれにあたるでしょうか。
しかし、上記の道も実は極少数です。
そして、もう一つスポーツ関連会社への就職です。
それなりに名前が知られた選手は営業でも覚えてもらえるのでそれだけでもメリットありますよね。

ただ、ここにも落とし穴があり実は今挙げた営業職など業種・職種が極端に限られている。というのが現状です。

皆さん営業が得意でしょうか?必ずしもそうじゃありませんよね。
なのでせっかく就職が決まった人も自分には向いてないと辞めてしまう人が多いのも現状です。

ずっとサッカーに携われるというのはほんの一握りなんですね。

「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」を探す事が出来ていない。
という問題がありそうです。

海外ではすでにそういったセカンドキャリアを支援する団体ができていますが、
日本ではまだまだそういった支援団体が少なく満足にセカンドキャリアをサポート出来ていないのが現状です。

少子化で労働力が足りなくなってきていると言われる日本ではこういったプロスポーツ選手のセカンドキャリアについて国として対策する必要がありそうです。

引退後の成功者


そんな少し暗い現場ばかりフォーカスしてしまった一方で引退後もセカンドキャリアの道を順調に歩んでいる人の中でも実業者にフォーカスを当て、事業を大きく成長させた人を成功者の基準としたいと思います。

鈴木啓太さん(元浦和レッズ)

現在AuB(オーブ)株式会社のCEOを務めています。
事業内容としては腸の中の細菌の群集である”腸内フローラ”の解析を進める企業とのこと。
目の付け所が違いますね。

西野努さん(元浦和レッズ)

この方もすごい!なにがすごいかと言うと、引退後に海外でMBAを取得している点であり、ビジネスを本格的に学び、実践している点です。
現在株式会社オプト・スポーツ・インターナショナル設立 代表取締役
株式会社SEA Glolbal 取締役
埼玉スタジアム・スポーツクラブ サッカースクールコーディネーター
と多方面で責任あるポジションに就かれています。

その他にも豆腐屋をはじめた方、洋菓子店をはじめた方など多方面の事業で起業家として活躍されていらっしゃいますね。

そしてついに上場企業の社長になろうかという方まで登場しました。

嵜本晋輔さん(元ガンバ)


自身が代表取締役社長を務める株式会社SOUが3月22日に東証マザーズへ株式新規上場することが決定しました。

元Jリーグ選手社長としては史上初の快挙とです。
嵜本さんは父が経営していたリサイクルショップで経営のノウハウを学び、
2007年にブランド買取専門店「なんぼや」をオープン。
2011年に株式会社SOUを設立し代表取締役に就任した後は、
同会社設立からわずか6年で年商200億円超を記録しています。

事業内容は

そんな「なんぼや」のブランド買取専門店にはじまり、他にも事業として
・予約ができる買取専門店「BRAND CONCIER」
・BtoBオークション事業「STAR BUYERS AUCTION」
・BtoC販売事業「ヴィンテージセレクトショップ ALLU(アリュー)」
・「ブランドリセールショーZIPANG」
を展開しています。

買取で培ったノウハウを活かし事業拡大をされている企業のようですね。

最近では香港への海外進出や、資産管理アプリのリリースなど、さらなる成長に向けた施策を実施していらっしゃいます!

すごいスピードでビジネスを加速されていらっしゃいます。
今後も世界に向けて成長が楽しみですね。

まとめ

いかがでしたか?

主に実業家にフォーカスしましたが、その他にも
政治家、弁護士、競輪選手など各方面で活躍されている方も多数いらっしゃいます。

やはり、プロスポーツ選手として契約を勝ち取るには多くの競争に勝ってきた方ばかりなので
サラリーマン含め活躍されている方が多いようですね。
今回調査して嬉しかった点です。

最後に、成功の基準は人それぞれ。あなたの成功のモノサシはなんですか。
人と比べる事が可能はお金?それとも比べる事が出来ない精神的な充実感?
大事なのは自分の価値観からブレないことではないでしょうか。

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