日産自動車の会長であるカルロス・ゴーン氏(64)が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で任意同行したことが分かりました!
容疑が固まり次第「逮捕」されるとのことで経済界に衝撃が走っています!
現役の、しかも日産自動車という大企業のトップが逮捕ということになると日産自動車に取っては大打撃です!
早速、ゴーン日産会長の今後について調査しました。
カルロス・ゴーン会長に逮捕で懲役はある?
カルロス・ゴーン会長ですが、逮捕は避けられないでしょう。
すでに任意同行ということですが、相手は東京地検特捜部。
相手は日産の会長ということもあり大物人物ですから絶対に間違っていない確証があってこそ任意同行に踏み切っていると思います。
仮に逮捕となった際には懲役刑となるのでしょうか?
有価証券報告書の虚偽記載としては有名なところでライブドア事件がありましたが、真相は置いといて当時ライブドアのトップであるホリエモンこと堀江貴文氏が逮捕され懲役刑となったこともあります。
こういった過去の事例からゴーン会長も逮捕され懲役刑となる可能性は高いですね。
続報ニュースが気になります。
ゴーン会長、有価証券報告書の虚偽記載の罰則・罰金は?
早速調べてみました。
有価証券報告書の虚偽記載の罰則については下記となります。
(有価証券報告書の虚偽記載)
10 年以下の懲役若しくは 1,000 万円以下の罰金に処し、又はこれらを併科する。
(四半期報告書の虚偽記載)
5年以下の懲役若しくは 500 万円以下の罰金に処し、又はこれらを併科する。
さらに法人等の代表者・代理人・使用人などが、その法人等の業務・財産に関し、違反行為を行った場合、その違反者(個人)だけではなく、法人等に対しても次のような罰則が科される。
とあります。
(有価証券報告書の虚偽記載)7億円以下の罰金
(四半期報告書の虚偽記載) 5億円以下の罰金
さらに株主は”発行会社に対する損害賠償請求権”が認められています。
そのことから、カルロス・ゴーン会長が容疑の内容で逮捕されると罰則が適用、そして罰金どころか訴えられゴーン会長の財産によって賠償請求に対して支払わなくてはなりません。
絶対に法律違反はいけないですよ。
ゴーン会長の本当の報酬額(年収)
カルロス・ゴーン会長の報酬額は2018年株主総会で、2017年度の自身の役員報酬が前年度比33%減である7.3億円と発表がありました。
これは同じ日本のTOYOTA自動車の豊田章男社長の役員報酬3億8千万円と比べても2倍近くあります。
ゴーン氏はさらにルノーや三菱自動車の役員も兼ねていますので合計すると10億円以上は報酬でもらっています。
それだけでも多いと思っていたのに、実際はもっともらっているというお金に対して強欲な人だっただけ。
という結果になりました。
実際には日産自動車の報酬だけで10億円は超えていたことが予想されます。
4年ぶりに10億を下回るっていう報道があった時点で怪しいと感じるべきでしたね。
ゴーン会長は退任か!
日産の広報担当は事実を確認中とのことですが、東京地検特捜部は念入りな裏付けがあってこその行動なので、逮捕される可能性は限りなく高いでしょう!
そうなれば退任は避けられません。
ゴーン氏といえば経営危機に陥った日産にルノーからやってきてトップとして日産の再建に貢献し、更にはルノーの社長、三菱自動車の会長にも就任したプロ経営者だったのに...
これに変わる手腕を発揮する経営者が果たして日産内にいるのかどうか...
まぁ、虚偽記載の時点でプロ経営者失格なんですけど...
後任が気になります。