日本大学と関西学院大学のアメフト定期戦にて問題になった悪質タックルをして関学大の選手に大怪我を負わせた件ですが先日、悪質タックルをした張本人である宮川泰介さんが謝罪会見を開き、被害者である関学大の選手及び関学大に対してキチンと謝罪を行い事実を語りました。
20歳になったばかりの宮川さんは顔を出すのが謝罪の第一歩と決め、実際の会見では丸坊主、黒のネクタイと内田前監督が関学大へ謝罪に出向いた際には相手の名前を間違える、ネクタイはピンクと見事な炎上芸でしたが、こちらの宮川さんはしっかり誠意ある対応され、関学大の監督が代表してインタビューを受けていましたが「誠意が届いた」ことを発言されていました。
宮川さん本人はもちろん、親御さんも辛かったと思いますが立派な会見だったと思います。
宮川さんは日本代表選抜にも選ばれているくらいに優秀な選手なのにアメフトを辞めると決めてしまったことには本当に内田前監督及びアメフトコーチ陣、特に井上コーチの責任は重大だと誰もが分かりましたし、将来有望な若者の未来を奪った事実を重く受け止めてほしいです。
それなのに宮川さんの謝罪会見の後に日大広報部が出したコメントがまたとんでも発言で大炎上!
以下、日大広報部コメントそのまま掲載。
本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。
会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。
また、宮川選手が会見で話されたとおり、本人と監督は話す機会がほとんどない状況でありました。宮川選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足していたことにつきまして、反省いたしております。
日大広報部コメント
なんという腐った発言でしょう。
怒りを通り越してもはや日大が2016年に新設した危機管理学部は一体何を教えているんだ!?と疑問しかありません。
これが宮川さんに批判を向けず日大及び内田前監督に批判を向けるためにあえてやっているなら宮川さんに対してのすごい危機管理能力ですが、まぁないでしょう(笑)
そんな日大の広報部長はどんな人なのか気になったので調査しました!
日大広報部長の服部史郎氏の経歴・顔画像
服部史郎氏は日本大学の常任理事5名に名を連ねる絶対権力者の一人でした。
写真はさすが日大の常任理事というだけあり日本大学のホームページに掲載されております。
経歴を見ると『企画広報〈含む日本大学新聞社、自己点検・評価〉担当』と日本大学の企画広報担当の責任者であることが分かります。
そして、自己点検・評価担当とこちらももはや自分たちの自己点検・評価はどうなっているんだ!?とツッコミしか出てこない肩書をお持ちの方でした。
日大では商学部の事務局長を担当した経歴があります。
写真は2014年竣工式での挨拶の様子
2017年に筆頭理事から理事長代理・代行者に就任した石井進氏(77)を除く全ての常務理事が交代し、内田正人(62、人事)、井手達雄(62、財務)、服部史郎(63、企画広報)、大里裕之(56、管財・日大事業部連携推進)の4氏が常務理事に昇格していますが着実に出世街道を進み日大の権力者の1人になっている経歴でした。
服部史郎氏の家族構成
私が今回気になったのが、服部史郎氏には妻やお子さんがいないのか?家族構成はどうなっているんだ!?
という点でした。
というのも服部氏は現在63歳ですから仮に子供がいるとしたら成人している位の子供がいてもおかしくありません。
もし宮川さんが自分の子供だったら?という事を考えなかったのか?という点でした。
流石に服部史郎氏の家族構成は二次被害や変な特定による誹謗中傷があると感じたので結果は控えますが、何故本来一番守ってあげなくてはいけない「宮川さん」ではなく自分たちの身内である常任理事を守る方向へと判断してしまったのか。
ここが一番最後まで疑問が残ってしまう結果でした。
服部史郎氏にも家族や身内など守るべきものがあり、そのためにも今の権力が必要という判断なのでしょうか。
それとも大学NO.2である内田前監督には絶対に逆らえないからの広報部のコメントだったんでしょうか。
宮川さんの謝罪会見から何か感じることができなかったのなら本当に大学は腐ってしまっていると思いますし、そうだったら今の生徒やOBまでが不憫でなりません。
来年2019年には創立130年と日本大学が節目の年ですが、今の体制が変わらなければ今後も残っていく大学とは思えなくなってしまいました。