ロシアワールドカップで代表引退を発表した長谷部主将のあとを継いで新日本代表キャプテンになるのは誰なのか?
早くも吉田麻也選手(29)が候補に名乗りを上げていますが4年後のカタールワールドカップへ向けて監督もそうですが、新キャプテンの行方も気になります。
決勝トーナメントをかけて臨んだポーランド戦での1対0で負けている状況にも関わらず、西野監督の意志をピッチに届けるために途中出場し、大きな混乱なく試合を運べたのは間違いなく長谷部主将の統率力ですし、過感動を届けてくれたベスト8をかけて臨んだベルギー戦でも試合前のエスコートキッズへの振る舞いなど。
見ていて本当に素晴らしいキャプテンだと私は感じました。
ブラジルW杯で監督だったザッケローニ氏も本物のキャプテンは「マルディーニとおまえだけ」と当時の長谷部選手へ最大級の賛辞を送っています。
長谷部選手が主将として素晴らしかっただけに、後任にかかる期待と重圧もものすごいものがありますが、長谷部選手も過去、それこそザッケローニ監督時代に行われたアジアカップでまさかの報復行為で一発レッド。
これを猛反省したのか、その後は感情をうまくコントロールして成長していますし、環境と失敗から学び成長していくことを考えると思い切って若手に主将を経験させても良いのでは!?と個人的には思います。
では公認候補は誰になるのか?過去の経験等も含めて調査しました!
キャプテン経験も含めて考察
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カタールワールドカップでキャプテンは誰になる?条件は?
早速、キャプテンについてこれから必要になるであろう条件を探ってみました。
過去には先程から紹介している長谷部キャプテンをはじめ、ジーコジャパンから振り返ると、
- 2002年〜中田 英寿氏
- 2004年〜宮本 恒靖氏
- 2006年〜川口 能活氏
- 2008年〜中澤 佑二氏
- 2010年〜長谷部 誠氏
一時期、代表選抜から漏れていた時期は本田圭佑選手がキャプテンを務めていました。
こうやって並べると平均して2年間の主将経験が多いのに対して長谷部選手は約8年と他の人の4倍ですから、いかに適任だったかが伺えます。
上記に共通して言えることが、
- 海外のクラブに在籍していた期間がある
- 年齢関係なく、ピッチ上では選手に厳しいゲキを飛ばすこともできる
- 戦術理解力に長けている
- 所属チームでも主将経験がある
特にこれから世界で戦っていこうと思えば日頃から海外のクラブチームで過ごすことで外国人と様々な言語でコミュニケーションが取れる。 ことが最重要になってくるのではないかと思います。
そして、体育会系にありがちな年功序列の中でも時に年上の選手に対しても厳しく叱責する場面も必要でしょうし、チームのために厳しくなれる人が適任だと過去のキャプテン像から浮かび上がります。
戦術理解力に関してはこれから代表に選ばれる選手は皆、高いでしょう。
そうなると、絞り込めてきそうな気がしますが、誰になるのでしょうか?
候補は次になります。
長谷部キャプテンの後任最有力は吉田麻也選手?
やはり最有力は自ら名乗り出ている吉田麻也選手でしょう!
先程挙げた条件の中でも、
海外のクラブチームに在籍しており、吉田選手はなんと言っても中学から英語を勉強しており、ネイティブに近い英語でコミュニケーションが取れる人物です。
真面目な長谷部選手とはキャラが違いますが、番長タイプ(言い方が古い笑)というのでしょうか?
セネガル戦後では、かつてのチームメイトで今や世界的FWのマネ選手に対して試合後、
「いや、なんか僕がスライディングして、ケガしたってガタガタ言ってたんで(苦笑)。
『先にボールに触っただろう』っていう、ただそれだけです」という笑いも含めたコミュニケーションが取れています。
試合前にもマネ選手の方からロシアで一緒に食事をしようと誘われているくらいですからアニキキャラでもあるようですね♪
現在所属しているサウザンプトン(愛称はセインツ)でも主将経験もあるのでまさに適任ではないかと思います。
続いての候補はこちら。
長谷部キャプテンの後任に柴崎岳選手?
こちらもロシアワールドカップで日本代表の心臓部となり大活躍だった柴崎岳選手。
柴崎選手といえばクールであまり感情を出してこないイメージがあり、キャプテンというイメージを持っている人は少ないかもしれませんが、高校の青森山田時代、そして写真の鹿島アントラーズ時代にはキャプテンを務めています。
先程挙げた条件でも
- 海外のクラブに在籍していた期間がある
年齢関係なく、ピッチ上では選手に厳しいゲキを飛ばすこともできる- 戦術理解力に長けている
- 所属チームでも主将経験がある
厳しいゲキを飛ばす。というイメージはまだ無いかもしれませんが他は当てはまりますね。
長谷部キャプテンの後任に酒井宏樹選手?
こちらも今回の大会でさらに評価を上げた選手の1人です。
所属チームのフランス・マルセイユでは監督の信頼も厚く、キャプテンでは有りませんがこれから中心選手として引っ張っていける選手ですね。
- 海外のクラブに在籍していた期間がある
- 年齢関係なく、ピッチ上では選手に厳しいゲキを飛ばすこともできる
- 戦術理解力に長けている
- 所属チームでも主将経験がある
上記の条件を満たしていると思われます。
そして、他にも本田選手が言っていたように自分の代わりに本気になって『優勝』と言い続ける後任が出てきたと発言していました。
そういった意味では、インタビューを見ている限りでは「大迫選手、原口選手」も候補に挙がりそうですね。
個人的には期待している柴崎選手や今後、世界のクラブチームに所属するであろう昌子選手にも期待したいところですが。。。
昌子選手には現時点では海外経験が乏しく、柴崎選手も主将になってほしい人材ではありますが、、、
こればかりは監督が指名するものなのでなんとも言えませんが、大前提としてキャプテンにな準備ができているひとですよね。
監督の発表と合わせてキャプテンも楽しみにしましょう♪