ハリウッド女優のバーブラ・ストライサンドさんがクローン犬で炎上して話題になっています。
バーブラ・ストライサンドさんがクローン犬を作った理由である亡くなった犬を想うと辛くて。という気持ちはすごく分かります。そして、炎上している理由がクローン犬を作る費用があるなら保護を求めている犬を引き取れ!という事が理由。
これに対しては私は炎上の方向性が違うと思うんですよね。
ストライサンドさんは単純に犬が飼いたかったのではなく、亡くなった”愛犬サマンサ”との思い出や感情を取り戻したかった。
せめてなくなって辛いという気持ちを解消したかったから500万程の費用を出してまで愛犬のクローン犬を飼いたかったのであるから炎上していることに関してはさすがにお気の毒だと思います。
けど、愛犬のクローン犬が誕生してもクローン犬に当時の記憶や共有した思い出がないのでなんか違う気がするんですけどね〜。
そのうち、その犬の記憶まで移植できる技術が生まれそうですが。(もう技術的には可能ですね)
双子の姉妹と結婚して、亡くなったからもう1人と結婚するみたいな感じでしょうか。
見た目は同じですが、他人ですよね。
海老蔵に対して妻が無くなり、子供が可愛そう。お母さんが必要とか外野が言ってお姉さんと結婚させようとしているそんな感じに似て、方向性が違うなぁ。と思います。
私の個人的な感想はこの辺にしておいて、ストライサンドさんのクローン犬で気になった「値段」や「寿命」「作り方」が気になったので調査しました。
クローン犬の値段
調査した結果、国によってクローン犬の費用は異なりますが、アメリカのテキサスの企業に依頼した場合約500万円! クローン犬の発祥地でもありお隣の国”韓国”に依頼した場合約1,000万円!!
思い出は”プライスレス”とはとか言いますが、半端ない金額ですよね。
人間でも代理出産など考えるとこれくらいの費用は当然なんだろうか!?と思ったりもしますが”需要>>>供給”のバランスなのでこの費用なのだと思います。
ペットロス⇒クローン犬が当たり前になってしまうと”需要=供給”となり費用が下がって当たり前になったりすると。。。ちょっと怖いですね。
そんなクローン犬ですが、仮に誕生したとして寿命も気になりますよね。
クローン犬の寿命は
気になる寿命ですが、クローン犬の最先端、韓国のソウル研究所の発表が下記になります。
2005年4月24日、韓国のソウル大学の研究チームによって、世界で初めてのクローン犬であるオス犬スナッピーが誕生しました。
スナッピーが生れるとき、3頭がお腹にいたそうですが、1頭は流産、もう1頭は生後3週間で肺炎によって亡くなりました。
スナッピーも2008年に10頭の子犬を誕生させています。
クローン犬の”スナッピー”は10歳で亡くなりました。
現段階での研究結果ではクローンだからと言って極端に寿命が短くなるとか、病気がちになる。と言ったことはないみたいですね。
ただ、生まれるまでのリスクと生まれてから間もない未熟児の段階では亡くなる可能性が高いと思われます。
まだ、クローン犬の研究での絶対値(クローン犬の数)が少ないので、寿命に関しては断言できない段階ですが、こればかりは『食生活や生活している環境、ストレス』によって大きく左右されるみたいです。
なんだか漫画”鋼の錬金術師”で妻を錬成しようとして娘と犬を引き換えにして生まれたけどすぐに亡くなってしまった。。。あの時の漫画を読んでいて嫌な気分になりました。
そんなクローン犬の作り方は次になります。
クローン犬の作り方
もし、ペットのクローン犬を検討している方のためにもクローン犬の作り方を調査しました。
クローン犬を作るには人間と同じで”DNAを凍結保存”しておく必要があります。
つまり、事前にその意志があるならDNAを採取して専門のDNA凍結保存をしている施設にて保存しておいてもらう必要があります。
保存しておくだけでも費用がかかるので、トータルいくらかかるんだ。。。
セレブだけのサービスだと思ってしまいますが。
ちなみに専門的な作り方はソウルの研究機関が発表している論文が参考になるかと思いますので紹介します。
内容を読んでも正直私の頭では理解できる範疇を超えていましたが、それよりも衝撃的だったのが、クローン犬の数頭は食用犬として食べられる運命にある。。。
韓国は食用犬文化なので自然と言ってしまえばそれまでなのですが、私には正直、犬を飼っていたことがあるだけに受け入れられません。
そんな日本と韓国の違いも気になったので調査のが次になります。
クローン犬日本と韓国の違い
クローン犬を日本で依頼しようとしても残念ながら日本で依頼を受け付けているところはありませんでした。
日本では倫理的なところも含めて避難が殺到しそうですよね。
かたや、韓国ではクローン犬の研究の第一人者でもある”ファン・ウソク(黄禹錫)元ソウル大教授”がいるので、クローン犬と言えば韓国が最先端を走っている感じですね。
ちなみに韓国国内でもクローン犬は物議を呼んでおり、食用犬文化の国でもありながら、若者は食用犬文化から離れてきており、むしろ犬を飼うのはセレブ=ステータスになってきています。
かたや年配の方からすると食用犬文化が当たり前なので、牛みたいに美味しい牛はクローン牛、美味しい犬はクローン犬という発想があるみたいですね。
日本と韓国では文化の違いからクローン犬一つとっても大きな考え方の違いがありました。
最後にペットロスで苦しんでいる方は日本のサービス”クローンワンコ”も検討の一つかと思います。
クローンワンコの費用
クローンワンコはあくまでも模型であり、動物ではありません。
その高い技術で本物に極めて近い模型と言いますか、人形を作成してもらうサービスです。
オーダーメイドで製作期間もかかるため、価格は犬のサイズごとに
・Sサイズ300万円
・Mサイズ350万円
・Lサイズ400万円
・LLサイズ450万円
と高額です!
気になる方はクローンワンコサイトへどうぞ。
クローンの技術に関してはこれからどう使っていくか?がカギを握りそうですし一人ひとり考えていく必要がありそうですね。