大相撲のブームを作り、平成の大横綱として名を残した貴乃花こと、現”年寄り貴乃花”(2018年9月27日受理されて引退)が各界を去ることが明らかになりました。
引退理由は協会からの重圧に耐えられなくなったから。
というのが引退会見での理由でした。
不屈の闘志で幾多の困難に勝ってきた貴乃花、元小泉首相から優勝時の言葉として「痛みに耐えてよく頑張った、感動した!」という名言は私の記憶にはっきり残っています。
そんなストイックでどんな困難にも負けなかった貴乃花が重圧に耐えられなくなった。というから個人的な意見ですが、今の各界は腐っていると思います。
昭和の大横綱「千代の富士」平成の大横綱「貴乃花」この大横綱が各界では微妙な地位にまわされたり、不遇な状態だったのも本当に納得がいきません。
貴乃花親方は期日までに決まりとしていずれかの一門に入らないといけなかったのですが、改革の志半ばで引退届を出さなくてはならなくなったのはさぞ無念だったでしょう。
今回、貴乃花親方引退届の提出により貴乃花部屋の今後はどうなるのか?
調査しました。
貴乃花親方引退届の提出!
貴乃花部屋所属の弟子の所属先
貴乃花親方の退職金
貴乃花部屋の今後は?
貴乃花部屋の今後ですが、貴乃花親方の引退届によって後継者がいない場合は貴乃花部屋がなくなる。
という結果になります。
残念ながら、貴乃花部屋の中で新たに年寄株を取得して指導に当たれるような人材がいないため、貴乃花親方も苦渋の決断で貴乃花部屋を消滅(閉鎖)することで決意が固まっているようです。
では実際に貴乃花部屋が消滅した際に残されたお弟子さんはどうなってしまうのか?
それが次になります。
貴乃花部屋所属の弟子が所属する部屋は千賀ノ浦部屋へ
現在、貴乃花部屋に所属している力士は下記となります。
- 貴景勝 光信(小結・兵庫)
- 貴源治 賢(十2・栃木)
- 貴ノ岩 義司(前2・モンゴル)
- 貴健斗 輝虎(十14・栃木)
- 貴公俊 剛
- 貴天秀 哉太
- 貴大将 柊斗
- 高正樹 正輔
※他にも床勝、世話人らんぼー、マネージャー城塚(元貴輝鳳)、故人浪岡(元大関貴ノ浪)が所属。 ※貴乃花部屋公式HPより
名前も貴乃花部屋の力士だと分かる「貴」の称号つく最後の力士!?になってしまう可能性もあるので残った力士には大いに頑張って欲しいですね!
ただ、所属部屋が変更するのは貴景勝は3役、貴ノ岩も暴力事件に巻き込まれてしまって不運でしたが元3役など部屋での実力力士も出てきただけに本当に残念です。
弟子のことを自分の子供のように責任持って育ててきた貴乃花親方の分もお弟子さんが優勝するような力士になり貴乃花の意志を継いでくれることを期待したいですね♪
それでは貴乃花親方の退職金はいくらなのでしょうか?
それが次になります。
貴乃花親方の退職金は?
貴乃花親方は相撲協会の中でも理事長に次ぐ、一時期はNo.2のポジションにもいましたが、暴力事件の不祥事等があり、序列としては下から数えて2番めの”年寄”に降格となりました。
会社で例えると副社長が平社員の上の主任に降格した。という会社では絶対にありえない人事でした。
そのため、退職金は年寄としての金額となります。
退職金は勤続年数に応じた「年寄り退職金」
そして、各役職に応じて「職務加算退職金」があります。
貴乃花親方は2004年から二子山部屋を継承しているため、勤続年数は14年間となります。
第2条 年寄に対する退職金は、次の通り定める。 (平成2年1月改正)
勤務年数 満 5年以上 退職金 1,000,000円也
勤務年数 満 6年以上 退職金 1,300,000円也
勤務年数 満 7年以上 退職金 1,600,000円也
勤務年数 満 8年以上 退職金 1,900,000円也
勤務年数 満 9年以上 退職金 2,200,000円也
勤務年数 満 10年以上 退職金 2,500,000円也財団法人日本相撲協会寄附行為施行細則 年寄退職金支給規定
子のため10年以上にあたる2,500万円が貴乃花親方の退職金となります。
また、年寄りに関しては職務加算退職金がありませんので2,500万円でプラス加算なし。
という結果です。
これだけ角界に貢献してきた人に対してこれだけの結果しかかえせない。。。
「これがお前らのやり方かぁ!」 と代わりに叫びたい気分です。また、貴乃花親方は退職届ではなく引退届の提出ですので退職金が出ない可能性もありますね。
動向が気になりますが、ひとまずは貴乃花親方今までお疲れ様でした。
これから角界は暗黒の時代に入る気がしてなりません。
誰が盛り上げてくれるのでしょうか?