テニスの4大大会の一つ、全米オープンが行われ日本人選手として大坂なおみ選手が快挙を達成しました!
元世界ランキング1位の女王セリーナ・ウィリアムズ選手に勝って優勝を飾りました!
大坂なおみ選手は20歳とこれから伸びていく選手なので世代交代を印象づける1戦になったと私は感じました。
大坂なおみ選手は元々実力はあったがメンタル面で弱い部分があり自分の気持ちがコントロールできず泣いてしまうなどまだまだ若い面が出てしまう場面も過去にはありましたが、見事に克服したようでしたね♪
この優勝でメンタル面でもさらに強くなり、憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手に勝って優勝したことで自信にも繋がったと思いますので、今後は4大大会で優勝することに驚かなくなり、当たり前になる日もくるかもしれませんね。
世界ランキング1位も夢じゃないと思いますし、4大大会制覇もこのまま伸びていけば本当に実現できそうで期待しか無いです!
セリーナ・ウィリアムズ選手のお膝元、アメリカでの試合だったので大坂なおみ選手がポイント入れるたびにブーイングがあり、完全アウェイでの雰囲気での試合に勝てた大坂なおみ選手は本当に凄いの一言ですが、試合後や閉幕式でもブーイングが収まらないというのはなんだかテニスファンの品格を疑ってしまうような結果で個人的には残念でした。
また、この試合を見ていた人、見ていなかった人もセリーナ・ウィリアムズ選手が”ゲームペナルティ”を取られてしまうということもあり、私自身テニスにゲームペナルティってあるんだ!という驚きもありましたので、ゲームペナルティとはそもそも何なのか?
なぜ、セリーナ・ウィリアムズ選手がゲームペナルティを取られたのか調査しました!
セリーナ・ウィリアムズ選手が全米オープン決勝でゲームペナルティを取られた理由
テニスのゲームペナルティとは
ゲームペナルティとはゲームそのものを失う(相手にゲームポイントを与えることになる)厳しい罰則になります。
テニスには様々な警告がありますが、例えばラケットを破壊するなど紳士淑女にあるまじきプレーや違反があった時に審判が選手に対して警告を与えます。
- 警告1回目:警告1
- 警告2回目:1ポイント(相手に与える)
- 警告3回目:1ゲーム(相手に与える
- 警告4回目:失格(相手に勝利を与える)
ということになります。
つまり、ゲームペナルティとは3回の警告を受けた時に起こる罰則のことです。
ではなぜ今回、セリーナ・ウィリアムズ選手が全米オープン決勝で3回も警告を受けたのか?それが次になります。
セリーナ・ウィリアムズ選手が全米オープン決勝でゲームペナルティを取られた理由
セリーナ・ウィリアムズ選手がゲームペナルティ(3回の警告)を受けるまでの一つ一つの警告を見ていきましょう。
まず、1回目。
セリーナ・ウィリアムズ選手側のコーチが試合中に明らかなジェスチャーによって指示を出していたことが警告の理由です。
テニスでは試合の合間にコーチングするのはありですが、試合中にコーチングするのは違反になります。
(ラグビーでは試合中、監督は観客席にいますし、紳士淑女のスポーツほど試合中は選手に任せるという傾向が強いですね。私のやってきた野球ではサインを盗むとか紳士とは真逆の行為が行われていましたし、監督なんて選手に変なところ触ったりして謎のサインを送ってきますからね(笑)紳士とはほど遠かった(笑))
続いて2回目。
セリーナ・ウィリアムズ選手が思うようにプレーできない苛立ちから大坂なおみ選手にポイントを取られた際にラケットを地面に叩きつけて壊してしまいます。
これは目に見える駄目な行為ですね。
ちなみに私がやってきた野球でこちらも例えると、際どいコースの判定でストライクを取られて見逃し三振をしてしまった時にバットを太ももでバキッ!と割ってしまうような行為ですね。
助っ人外国人がよくやるやつですが、普通思いっきりバットを太ももに叩きつけてもバットが割れず太ももの骨が折れてしまうだけなので絶対に真似をしないでください(笑)
そして3回目。
審判にセリーナ・ウィリアムズ選手が暴言を吐いてしまった為に警告。どうやら英語スラングである事を言い放ったみたいです。
こちらもせっかくなので、野球に例えてみると試合中、ベンチから相手の選手を野次ったりする行為です。
某関西を本拠地とし、高校野球の聖地をホームグラウンドとする球団ではベンチ上の観客席から応援しているはずの贔屓球団の選手に対して不甲斐ないプレーをすると容赦なくヤジが飛んできます(笑)
しかもそのヤジがめっちゃ面白いしどこからそんな情報仕入れてんねん!って言うくらいの内容なのである意味球場に足を運ぶ面白さでもあります。
セリーナ・ウィリアムズ選手のゲームペナルティに対しての世間の反応
セリーナ・ウィリアムズ選手のゲームペナルティに対して様々な意見があるとは思いますが、個人的には決勝であり、大坂なおみ選手初の4大大会の優勝がかかった試合だっただけに何度も警告を受けてしまうセリーナ・ウィリアムズ選手に対してはただただ残念で後味の悪い結果だと思います。
ただ、セリーナ・ウィリアムズ選手だけでなく、コーチもあからさまなジェスチャーでしたし、審判の人も勘違いをさせてしまう点もあったかと思います。
観客もそれに悪乗りしている感じも受けました。
世間では様々な反応がありましたので最後にご紹介しておきます。
前代未聞のゲームペナルティ
セレナが泣いている
でもあなたが悪い気がする。。
#全米オープンテニス女子決勝 pic.twitter.com/r3wJCsqqJ6— YUTA 〔ユタ〕 (@ajanori) 2018年9月8日
大坂なおみが優勝したけど、閉会式がブーイングで始まるなど、試合途中で切れまくったセレーナのせいで会場中が異常な状態。
審判への態度で1ゲームペナルティで失ったセレーナに対し、よく自分を保って勝ち切ったと思う。かなり居心地悪そうだけど。
— 高橋 正樹 (@masakimeganepro) 2018年9月8日
これは本当に私も共感します。大坂なおみ選手が自分を保っていたなぁとメンタル面での成長が見えました。
セリーナの表彰式のコメント聞いて泣きそう😢 No more booing!大坂なおみ選手を称え祝福していました。
ゲームペナルティもあり、冒頭ブーイングも起こった表彰式。大坂選手は泣いてしまい、セリーナが声をかけた。
大坂選手もセリーナに試合してくれてありがとうと。表彰式も含めて良い決勝戦と思う— ぐりぐら (@Li0eLa) 2018年9月8日
いろいろ叩かれる点もあると思いますが、最後にはセリーナ・ウィリアムズ選手も大坂なおみ選手のことを称えていますし、本当にゲーム自体は素晴らしいレベルの高い試合を見せてくれたと思います。
セリーナ・ウィリアムズ選手もまだまだ産後復帰してこれから整えてくるでしょうし、大坂なおみ選手ももっともっと実力を伸ばしてくるから今度こそ警告のない試合で4大大会の優勝をかけて対戦してほしいですね!
両選手、これからも頑張ってください♪
テニス人気が高まりテニス人口が増えそうですね。
こちらは大坂なおみ選手が使用しているラケットのモデルです。
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